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ブログ記事(15)

  • UOB、シティバンク・ベトナムのリテール部門を正式買収

    UOB、シティバンク・ベトナムのリテール銀行事業を引き継ぎ、戦略的成長を加速 シンガポールに本拠を置くUOB(ユナイテッド・オーバーシーズ銀行)は、シティバンク・ベトナムのリテール銀行部門を正式に買収したことを発表しました。この買収には、シティバンク・ベトナムからの575人の従業員の移籍が含まれており、両行の協力体制を基盤にベトナム市場での成長を目指します。 参照: Forbes Vietnam 東南アジアでのシティの撤退とUOBの戦略的拡大 この買収は、2022年1月に発表された「シティが4市場(ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシア)におけるリテール部門をUOBに譲渡する」合意の一環で、総額36億ドルの契約です。タイとマレーシアでの譲渡はすでに完了し、インドネシアでの手続きは年内に終了する予定です。 UOBベトナムのCEO、ビクター・ゴー氏は「シティのリテール部門の買収は、UOBの長期的なベトナムでの戦略とコミットメントを強化するものであり、当行の成長計画を約5年分前倒しできる重要な機会だ」と述べました。 ベトナム市場でのUOBの成長見込み ビクター・ゴー氏によると、この買収によりUOBベトナムの顧客数は3倍に増加し、ローンと預金残高は2倍に、従業員数も500人から1,100人以上に増加する見通しです。UOBは、クレジットカードや個人ローン、さらに住宅ローンや自動車ローンなど、幅広いローン商品を提供できる体制を整え、収益源の多様化を図ります。 また、リテール部門の顧客に関しては、シティバンク・ベトナムの顧客の約100%がUOBへの移行に同意しており、両行間で現在移行手続きが進められています。システムの完全統合には12〜18カ月を要する見込みですが、この期間中も両行の顧客サービスと利便性は維持されるとのことです。また、シティのリテール部門従業員の96%がUOBの雇用オファーを受け入れました。 シティの声明と今後の計画 一方、シティはリテール部門の売却後もベトナム市場へのコミットメントを表明し、法人顧客向けの支援にさらに注力すると発表しました。シティ・レガシー・フランチャイズのCEO、ティティ・コール氏は、今回の譲渡がグローバルなリテール事業からの撤退戦略の一環であると述べ、今後も一部市場での撤退を進めていく意向を示しています。 シティはこれまでに9市場でリテール部門の売却契約を締結し、オーストラリア、バーレーン、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムでの譲渡を完了しています。また、中国、韓国でのリテール事業を終了し、ロシア市場からも撤退を表明しています。 まとめ UOBによるシティバンク・ベトナムのリテール部門の買収は、東南アジアにおける金融サービスの拡大にとって重要な一歩となります。UOBはシティの持つ広範な顧客基盤と豊富なノウハウを活かし、ベトナム市場での競争力を一層強化し、地域金融市場でのプレゼンスを高めていくことが期待されます。

  • VPBank、FE Creditの49%をSMBCグループに売却完了

    日越金融パートナーシップ強化 VPBank、FE Creditの49%株式を日本のSMBCグループへ売却し、新たな合弁会社「VPBank SMBC」を設立 ベトナムの大手商業銀行であるベトナム繁栄商業銀行(VPBank)は、金融会社であるFE Creditの49%の株式を日本の三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)の子会社、SMBCコンシューマーファイナンス(SMBCCF)へ売却したことを発表しました。この取引は、2021年4月に締結された資本移転契約から6カ月間の準備を経て正式に完了しました。今後、FE Creditは「VPBank SMBC」として運営され、VPBankが50%の株式を、残りの1%を第三者が保有します。 売却の目的と期待される効果 この株式譲渡により、VPBankは財務基盤を強化し、他の成長分野への投資や事業拡大を進めるための資金を確保します。一方、SMBCCFの参画は、日本とアジアで培った金融ノウハウを活用し、ベトナム市場での事業拡大に寄与するものと期待されています。SMBCCFにとっては、FE Creditへの投資を通じて、アジア地域での消費者金融事業の基盤をさらに強化する重要な機会となります。 VPBankとFE Creditの概要 1993年に設立されたVPBankは、個人、法人、消費者金融、資産管理などの広範なサービスを提供するベトナム有数の民間銀行です。2021年第3四半期時点での総資産は約479兆ベトナムドン(約210億米ドル)に達しています。 FE Creditは、ベトナムにおける消費者金融市場のリーダーで、50%の市場シェアを誇り、全国に20,000を超えるサービス拠点と13,000人以上のスタッフを抱えています。約1,100万人の顧客に対して無担保ローンなど多様な金融商品を提供し、生活向上の支援を目指してきました。 参照: FE CREDIT SMBCグループとSMBCCFについて SMBCグループは、日本国内でトップ3に位置する金融グループで、2020年末時点で総資産2.1兆米ドル(約300兆円)を誇ります。リテール、法人、投資銀行業務をグローバルに展開し、40カ国以上で事業を展開しています。SMBCCFは日本市場で強力な消費者金融ネットワークを持ち、アジア市場でも台湾、香港、タイ、中国に現地法人を設立し、事業を展開しています。 まとめ VPBankとSMBCグループの提携は、ベトナムと日本の金融業界の連携を深める大きな一歩です。VPBankの財務強化とFE Creditの日本式ノウハウによる成長が期待され、ベトナムにおける金融サービスの普及と消費者の生活向上に寄与することでしょう。

  • VNG、米国でのIPOに向けた準備完了 —「追い風」を待つのみ

    米国市場への上場準備を完了したVNG、IPO計画の行方とは? 2024年6月21日の年次株主総会にて、ベトナムの有名なテクノロジースタートアップであるVNG(証券コード:VNZ)の創業者兼CEOであるレ・ホン・ミン氏は、米国でのIPO計画に関して最新の状況を報告しました。ミン氏は、VNGが「米国市場の追い風」を待っている状態であることを強調し、上場のタイミングを慎重に見極めていると述べました。 2023年のIPO準備とその延期 2023年8月、VNG Limitedは米国証券取引委員会(SEC)にF-1登録申請を行い、Nasdaqのグローバル・セレクト・マーケットで「VNG」として株式上場を目指していました。VNGは、ベトナム初のユニコーン企業として国際市場での注目度が高く、多くの投資家が期待を寄せていました。しかし、市場環境が整わないとの判断から、2023年9月にIPO計画を一時的に延期し、2024年初頭には申請を正式に取り下げることを発表しました。 2024年に向けた今後の見通し レ・ホン・ミン氏は、年次株主総会でのスピーチの中で、VNGは米国市場での上場に必要な条件をすべて整えた状態にあり、いつでも上場できる「心の準備は万端」としています。しかし、同氏は市場の状況を見極めながら最適なタイミングを待つ意向を示しており、「IPOは成長の通過点に過ぎない」と述べ、真の目標はVNGをベトナム国内のみならずグローバルなテクノロジー企業へと成長させることだと強調しました。 VNGのベトナム国内上場についての見解 また、レ・ホン・ミン氏はVNGの国内市場における上場についても言及しました。同氏は、なぜVNGがHOSE(ホーチミン証券取引所)ではなくUPCoM(未上場公開会社市場)に上場しているのかという疑問に対して、「現状ではUPCoMがVNGの事業運営に適した市場である」と説明しました。将来的に状況が整えば、UPCoMからHOSEへの移行も検討する可能性があると述べています。 まとめ VNGは米国市場への上場を目指し、IPOに向けた万全の準備を整えていますが、現在は市場の追い風を待つ段階にあります。同社の最終的な目標は、グローバルなテクノロジー企業として成長し続けることであり、IPOはその成長過程のひとつのマイルストーンに過ぎません。今後、VNGがどのようなタイミングで米国市場に参入し、さらにベトナム国内での上場にもどのような展開を見せるのか、投資家にとって注目すべき動向となるでしょう。 4o

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